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ありがとうございました(佐藤こ)

 

佐藤晃平です。

 

亮成から回されました。彼の期待に応えようとしたら時間がかかり、成瀬に催促受けました。

 

 

 

学生生活も残りわずかになりました。

 

「大学の4年間はあっという間に過ぎるよ」とみんなが言っていましたが、本当でした。

 

引退してからは、新しく自転車を始めたり、旅行して、ライブや美術館にいくなど文化的な生活を送っていました。徳川美術館、名古屋市美術館、県美術館でやっているコートールド展もいき、残すは名古屋市科学館のマンモスを見にいくだけです。ただ、二月中旬以降は新型ウイルスで名フィルや月組公演も中止になり残念でした。最悪来年以降もあるからまだいいでしょう。それよりも、追いコンはなくなり、卒業式も中止だなんて、学生生活が締まらないですね。卒業式は人生最後なので、学生生活の終わりが残念でなりません。

 

 

 

泣き言並べても仕方ないので、自分のなかで学生生活を締めくくるためにも、大学時代を振り返っていきたいと思います。最後のブログなので長いのは許してください。

 

 

 

一年生

 

陸上以外の競技がやってみたくて、でも大学入ったら部活の数が少なく、どうしたものかと悩んでいました。そのなかで陸上部を選んだのは、学科の先輩に朝井がいて見学会に誘ってくれたからでした。僕は朝井のことを高校の頃から知っていた(名前だけってのは内緒)ので、誘ってくれたのはうれしかったです。なお当時の彼は失踪中で、僕を桜山駅で集合しているわらさんたちのところまで案内して後、脱兎のごとく逃げ去っていきましたが。

 

一年の七月までは、車校やマイコプラズマ肺炎などでまともに練習ができていませんでした。先輩同期にはまったく歯が立たず、そもそもあまり来てないので仲がいいわけでもなく、目標はなく、そんなに楽しくなかったです。部活いかずに朝井と練習してたことだってありました。朝井ほんとにありがとう。

 

親に部活やめろとひたすら言われ、反発しながら続けていましたが、冬期練習のある日なぜ陸上を続けているのかわからなくなりました。そしてその答えは見つけられないまま二年生になりました。

 

 

 

二年生

 

二年生冒頭は、部活辞めたい気が最高潮でしたが、やめるほどの勇気はなかったです。中距離の練習から逃げ続けて、当時のパート長とわらさんに迷惑をかけました。走りたくないから、痛くもないのにケガしたとかいろいろ言い訳つけてました。

 

この年七大が名古屋開催で、名大は男子が総合優勝していました。活躍している先輩が心から楽しそうに走る姿は羨ましかったです。さらに夏季大会で朝井が久しぶりとは思えない走りをしていて、衝撃を受けました。さすがに復帰戦の朝井に負けることはないだろうと思っていましたが、現実は甘くなかったです。ここでようやく危機感と目標ができました。この危機感と自分も先輩たちのように楽しんで陸上をやりたいと思うようになり、少しやる気を取り戻します。

 

初めての27大参戦が終わった後、わらさんたちに主務を任せてもらえました。主務という役割もあるし、せっかくなら頑張ってみよう。ここでようやく続けようと決心しました。要するに僕はみんなよりも実質1年半遅れで陸上に取り組みだしたといっても過言ではないでしょう。そこからは頑張った。

 

追記:陸王のエキストラめっちゃ楽しかった。

 

 

 

三年

 

主務のお仕事も、競技もすべてが充実していました。東海インカレの時PBだせて、今年はいけるって思ったり、27大の正式参加初年度になにが必要かとかを考えたり、部旗など必要なものを購入する資金を大々的に集めたりと、けっこう頑張りました。後半ずるずる調子を落としましたが、この年は一番充実していたと思います。

 

 

 

四年

 

就活で落ち込みまくって、それでも頑張ってインカレ出場しましたがうまくはいかなかったですね。そして最大の目標にしていた27大大会が終わって燃え尽きました。そこから大きな目標を見いだせずに終わった(だから800m2:13かかった)。この年は屋貝さんの講習とかにも参加して、走り方やメニューのなかでここを意識しようなどをたくさん考えました。三年の時とは違う、しっかりと考えて競技に取り組むことができたことが収穫でした。

 

 

 

こんなもんですね。二年後半以降はとても充実していました。

 

役職につき責任感がありましたし、なにより目標があったことがここまで続けられた要因だと思います。そして何より、頑張っている同期がいたことが支えでした。同期が頑張っている姿は本当に刺激になります。

 

 

 

 

 

こうして振り返ってみると、欲張りになって「結果がもっとほしいかったな」、「もっとこの練習をやっておけばよかった」、と後悔してしまいます。なぜあいつはあそこまで成長したのに、自分はできなかったのだろうかと悔しくなることもあります。

 

けれども、こう思えるのはむしろいいことかもしれません。

 

サークルでは楽しむことが目的だから、競争なんてありえない。バイトだって金を稼ぐことが目的だし、バイトに成果なんてそんな期待されてない。

 

でも部活は違います。結果がすべて。競争もあるし、きついし、まず花の大学生活なんて送れない。でも笑って、刺激に満ちあふれた生活をして、後悔して、嫉妬して、自分を責めたりなんてバイトやサークルでは味わえないものです。

 

本気だから、結果に一喜一憂して、落ち込んだりもする。そして仲間と高め合える。

 

だから充実していたのだ、

 

というのを引退して初めて気づきました。

 

部活やっていてなにがいいのか。その答えは卒業間近になってようやくわかりました。

 

就職に有利だとは思わない(僕にとっては)し、学科の友達と遊ぶことも少なかった(学科に友達が少ないし、だいたいみんな同じサークルに固まってる)です。でも犠牲にしたものもあるが、かけがえのない思い出と、深い友情が手に入りました。先輩同期後輩と苦楽をともにしているからこそ、なににも変えられない思い出があり、大学時代の宝です。

 

本気になって取り組めば、なにかあるかもしれない。振り返ってようやく気づきました。

 

部活やってよかったと心から思います。

 

 

 

 

 

最後に

 

大学陸上生活でたくさんのお世話になりました。名市大の陸上部はとってもやさしい場所だったので、僕はここが大好きです。アットホームな雰囲気が大好きです。

 

高石先生、先輩同期後輩、そしてOBOGの方々、

 

4年間本当にありがとうございました。

 

ここまで続けてこられたのは、みなさまのおかげです。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

卒業ブログ、次は大和に回します。

大和はこのサイトを立ち上げた功労者でもあります。

 

 

 

それでは、またいつか。

 

OB会でみなさんの元気な顔を見ることができることを願っています。