山崎川の桜も花開き始めました。
この時期の山崎川strollほど楽しいstrollはありません。
毎週50kmは山崎川を歩いているので桜の木々は顔なじみのご近所さんといったところです。
そんな彼らが一年に一度花開く様子は我が子の成長を嬉しく思う親心のような感情を覚えさせます。
川沿いを散歩する人々も増えてきました。
歩いているとものすごく珍しいものを見るかのような目で見られるのですが声を大にして言いたい。
俺は1年中いるから、桜の気持ちになってみ?
あなたたちの方がよっぽど珍しいです。
こんにちは。
4年の山田です。
大和と藤井から回してもらいました。
今日は卒業式のはずでしたね。
仕方がないとは思うのですがなんだかな~という感じです。
4人でスーツで写真撮りたかったな。
それでは卒業しませんが卒業レーン書きます。
① これまでのこと
② これからのこと
③ 親愛なる同期たちへ
こんなかんじで書きます。
① これまでのこと
自分語りみたいになるのであんまり好きではないのですが書くことによって多少なりとも誰かにいい影響を与えられたらいいなと思うので書きます。
1年の時は週4日程度しか練習していませんでした。
そんな練習量で10000mに対応できるはずもなくタイムオーバーによる打ち切りを繰り返していました。それでも夏を超えるとタイムは順調に伸びていき、全日本競歩能美の標準を切ることができました。能美に出場が決まり20㎞を歩ききるために1年の冬からは週6で練習するようになりました。
週6練習の習慣が定着し、2年では高校の5000mWのベストを更新し、10000mW、20kmW、すべての距離でベストを更新しました。
日本選手権標準を突破できたことも非常に大きなイベントです。
2年から3年になる春に故障し、インカレ前まで練習できませんでしたがレース展開がラッキーで3年のインカレは初入賞することができました。
ただ、シーズン通してベストを更新できない苦しい日々が続きました。なんとか2月に20㎞でベストを更新することができました。
4年ではインカレで2年連続の入賞を果たしましたがそれ以外はあまりぱっとせずベストも更新できない日々が続きました。夏には故障してしまい27大戦では入賞さえできませんでした。
夏に2020年4月の50kmW参戦を決意し、ひたすら距離を踏んできました。これは現在進行中です。その結果2月に10000mWのベストを2年ぶりに更新することができました。また、3月の20kmのレースではベストを80秒更新し、一度失った日本選手権出場権を取り戻しました。
僕が一番大切にしてきたことは練習を継続させることです。
どんなに重いテスト前でも必ず週6で練習していました。
テストとか実習を言い訳にせず練習を4年間続けてきたことは誇れることだと思います。
一般的な大学生らしいことを多少犠牲にしてきたことは確かです。
長期の旅行に行ったことはないし、生活リズムを崩すようなことはできるだけ避けてきました。
目標のために半年間1滴もアルコールを摂取しない時期もありました。
陸上競技にかなりのプライオリティを置いた4年間ですが十分な見返りはあったと思います。
勉強についても割と頑張ったという自己評価です。
山の上に名大医学部の同期が多かったので絶対に負けまいと思っていました。
一度も再試にかからず4年までを終えました。
4年のテスト期間は5回あって毎回順位が出るのですがすべて1桁順位で通過してきました。いい医師であることとペーパーテストができることは全く別ですけどね。
今年の1月から病院実習が始まりましたが今のところ週120㎞の練習量は確保できています。
② これからのこと
名市大陸上競技部で僕が最も競技者として尊敬する先輩が3人いらっしゃいます。
僕は勝手に名市三大天と名付けています。(お分かりかと思いますが最近はまっている漫画はキングダムです。)
壱 かすみん先輩
三大天の中で唯一直接面識のある医学部の先輩です。
僕が1年生のときの5年生ですね。
かすみん先輩の陸上愛はすごいです。6年生のぎりぎりまで山の上に来て練習されていました。国試1週間前の日曜日に山崎川でjogするかすみん先輩とすれ違ったときはさすがに唖然としましたが。
1年生のときはよく「医学部は進級きついよ」と聞くのですが先輩の姿を見て部活を続けながらでも大丈夫なんだということを教えてもらいました。
現在も競技を続けられており陸上愛と距離の延長は止まることを知りません。
弐 長江先輩
直接面識があるわけではありませんが非常に大きな影響を受けた先輩です。
熱きスプリンター。不撓不屈の精神の権化です。
2年生のころ昔の名市大ブログを読み漁ることにはまっていた時期があります。
日本選手権標準を切るための最後のレース前で不安で不安で仕方がない12月でした。
そこで見つけたのがこの記事です。
http://blog.livedoor.jp/ncu_tf/archives/1550069.html
泣きました。
そして僕も長江先輩のように何を犠牲にしようが手にしたい一瞬、それをつかみ取りたいと思いました。
つらい状況になるたびにこの記事に戻ります。そのたびに心が震え立ちます。
1年単位でみると毎年ベストを更新できた悪くない4年間でしたがつらい場面は何度もありました。故障も2回したし絶不調もあったし。
「エースはどんな状況でも速くなることを諦めません。しぶとく這い上がります。」
この言葉に何度も助けられました。
面識のない後輩にも影響を与えられるような競技者に僕もなりたいと思います。
参 塚原先輩
三大天の中でもずば抜けた競技力の先輩です。しかも医学部。
ブログでの登場頻度も少なく謎に包まれているというのが正直なところです。
間違いなく名市大陸上部史上最強の選手というのは確実。
400mHの選手で全カレに出場されています。
ブログで確認できる範囲だとPBは61”28。強すぎ。
なぜか東海学生の1区に出走されています。
ほかのチームは度肝を抜かれたのではないでしょうか。
僕のここからの2年の目標は三大天を超え(て天下の大将軍にな)ることです。
・全カレ出場
・西医体で更新不可能の大会記録を出す
・6年生の2月の日本選手権でPBを更新して引退
具体的にはこれらを達成することを目標とします。
みなさんあと2年間よろしく。
③ 親愛なる同期たちへ
本当に誇れる同期でした。
高い競技力と志を持った競技者が集まった代だったと思います。
山の上で4年間続けるっていうのは一つ大切なことだと思います。
もちろん山の下組を否定するつもりはありません。
陸上競技にどれだけ力を入れるかは人それぞれだと思うので。
それでも、山の上で続けた人間にしか見えない世界、というのは確かに存在すると思います。
それでは素晴らしき同期一人一人にメッセージを贈っていきましょう。
りょうせい
「このルックスで国体出場とかどうなってんだよ。。。」が第一印象です。
主務といろいろあって主将を2年やってくれたな。ありがとう。
一番好きなエピソードはミスターコンで他の候補者がTwitterで自撮りをあげまくる中、亮成は鍵アカだったことです。
勝手な印象ですが結婚一番早そう。式呼んでねー。
大和
「このイケメンが48秒台とか嘘だろ。。。」が第一印象です。
ブログの面白さはピカイチ。今回も色変えたりgif入れたりしてたし。
絶妙なタイミングで投稿してくれるブログのメッセージにいつも元気づけられました。ありがとう。
次の27大前もよろしくな笑
陸上続けるんだ!それは嬉しい。一緒にがんばろう!
さとこー
第一印象は、特に覚えてません笑
人をつなげるのがすごいうまいなー、といつも思ってました。
朝井さんを連れ戻してくれたのもさとこーだし。
後輩のこともいつも気にかけてくれてたね。ありがとう。
ちょっとだけ遠くなるけど名古屋に帰ってきたときは連絡くれ!
勉強が忙しいという理由で部の運営に関する重要な仕事はほとんど3人に引き受けてもらい、比較的楽な仕事をさせてもらいました。本当にありがとう。
あと2年間はOB会絶対来いよ!
社会人になったみんなと会うのを楽しみにしています。
それではこのあたりで卒業レーンはおーわーりーです!
通常レーンはゆいぴーに回します。