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夢と理想、そして現実(小林)

ご無沙汰してます、北海道出身の薬学部薬学科1年、小林星也です。

初めて外に雪がなく走れるオフシーズンを迎えました。どう過ごすべきなのか全く分かりません。今までの経験が通用しない現実、でも外を走れようが走れまいが、これだけはオフシーズンにやっておきたいという、かれこれ陸上人生10年目を迎えた僕なりの理想があります。体幹トレーニングです。400でも800でも、言ってしまえば誰でも4分の3の距離は自分の思うように身体が動くと思うんです、実際自分も特殊な例を除き大体そうです。でもその後は身体がぶれ、顎は上がるけど脚は上がらない、理想とあまりにも乖離した走りとなる。

完璧な理想に持っていくのは人間の身体の性質上難しいですが、やれることはあると思ってます、それが体幹です。

話すと長くなるので簡潔にまとめると、私は高2から高3にかけて400も800も記録がほとんど伸びていません。練習に変化をつけることに恐怖があったからです。でもその恐怖に勝たないと、先はないと思ってます。だからこそ、1年のブランクを経て自分に何もない状態である今大きな変化をつけたい、地味だけれどここでやらなかったらまた現状維持という名の衰退で終わる、それだけは避けたい。

これはおそらく男子マイル最後のシーズンを悔いなく過ごすための私の理想です。マイルを最高のメンバーで最高の戦いをする、そして何にも代え難い達成感を得る、そんな一度諦めた夢をもう一度見るために、変わりたいです。