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あゝ人生(久保寺)

りこちゃん回してくれてありがとう!!試合の前に練習でお話できて楽しかったー!!

さて、引退試合での出来事を上手く消化できず、ズルズルと日にちが過ぎてしまいました。でもこれ以上止めるのもこれはこれでダサいなと思うので少し向き合うことにします。語る質なので長文になること、ご容赦ください。

何が起きたかと言いますと、引退試合1日目の100mhでは転びはしなかったものの、8台目の着地でバランスを崩し、9台目のハードルを倒し、10台目へのハードル間を3歩でいけませんでした。
こんなこと初めてで、しかも、すごく調子が良かった日でした。だからこそ、なにがおこったのか、という困惑、混乱で気持ちがぐちゃぐちゃでした。
足を強くぶつけたため、この日の帰りは歩くこともままならず、車椅子での移動をせざるを得ない場面もありました。明日の400mh無理しないでという周囲の声に「大丈夫!引退だから足がどうなってもいいし絶対走るよ!」と言いながらとても不安でした。
不安を打ち消すために、西カレでコロナの自宅療養明け一日目で走り切ったこと、27大戦で足が痛くても疲れていても走り切ったことを思い出していました。
色んなことがあったなーと思いながら、でもこの足の痛みを言い訳にしたくなくて、アイシングし続けたり電気治療をしたりと最大限できることをしました。

そして出場した400mh。足は痛くありませんでした。昨日の治療とアドレナリンかな、と冷静に分析しつつ、これでほんとに最後だ、という緊張感が身体を支配していました。結論から言うと遅かったです。今まだやってきたことは何だったのか、と思うほどです。今まで練習を重ねてきても、中途半端だったのかもしれない、力を伸ばしきっていない努力は時に身体が追いつかずに足を引っ張ることもあるのかもしれない、と思いました。成長途中なのは仕方ない、練習の過程であることだ、と思います。でも、引退試合でこれは、もっと走れるという思いとまだ実力が伴っていなかったからだという思いでぐちゃぐちゃでした。

最後に綺麗に終わらせてくれないのが人生なんですかね。もしもっと時間があって努力を重ねてたらこんなことにはならなかったんでしょうか。こんなことを考えてもキリがないですね。

このようなことがあるのが、人生、です。思い通りにはいかないのが人生。どんなに努力してもサイコロの表裏のようになにが出るのかわからないのだと思います。だからこそ、その努力の過程を後悔しないかどうかが重要なのだと思います。といえど、後から振り返ると後悔なんてするものですよね。あの時もっとああしておけばよかった、と思いますよ、後からならどうとでも言えますから。だから、今この瞬間のまぁいいか、をなくすしかないと思います。もちろん、頑張る場面で、です。人生全部このマインドだとキツイです。まぁいいいかで自分を休めてあげることは必要なので。なので、頑張る場面でのみ、後からの後悔の材料を増やさないために、まあいいかをなくして行く必要があると思いました。それと必要なのは、物事が終わったあとに、時間がかかったとしても分析することです。何が問題だったか何ができたか、これからのために考えることが必要と思います。充分考えたら自分の心を守るために、まぁいいか、で距離を置いてあげてもいいなぁと今回の出来事で思いました。私の場合まだ諦めがつかないので、社会人でも続けますが😁

長くなりました。最後まで読んでくださった方、いましたら感謝申し上げます。いいことがありますように。

では次は、私のこの出来事で足をとても心配してくれた、はるかちゃんに回します。ありがとうね。嬉しかったよ。